システム導入の失敗を乗り越え業務基盤を再構築

契約から収支管理まで一連の業務をつなぎ正確な数字をすばやく把握

導入企業プロフィール

高額なシステムを導入するも定着せず以前のシステムへ逆戻り

もともと販売管理システムを利用していましたが、ビルメンテナンス業務に適していなかったため、1,000万円以上をかけて業界向けシステムへ刷新。しかし、操作が難しいうえ、サポートの対応にも時間がかかり、約1年で使用を中止。以前のシステムへ戻すことになりました。

一方、社内には早急に改善すべき課題が残されていました。

  • 契約内容が社内で共有されていない
  • 口頭での受発注により、請求・発注漏れや作業未実施が発生
  • 現場別の正確な収支を把握するために多大な手間がかかる
  • 算出した数字が本当に正しいのか判断しにくい
  • 各システムが連携しておらず、データの二重入力が発生

こうした課題を解決できるビルメンテナンス業界向けシステムを探す中で、ビルメン.NETをご検討いただきました。

業界を理解しているから説明が早く自社の課題にも合致

大きな決め手となったのが、開発スタッフ自身が長年ビルメンテナンス業界に携わってきたことでした。

一般的なシステム会社では、業界特有の業務や商習慣を一から説明しなければならないことも少なくありません。ビルメン.NETではその前提を共有できており、提示した業界特有の課題もJ社様が抱えていた問題とほぼ一致していました。

さらに、実際の画面を確認した際の操作性に加え、契約から受発注、請求、入金、人件費、収支までを一連のデータとして管理できる点を評価。これまで分断されていた業務をつなぎ、課題を解決できるシステムとして選定いただきました。

導入スケジュールを明確にし早期の安定稼働を実現

導入決定後は全体スケジュールを作成し、それに沿って環境構築からデータ登録、導入指導までを進めました。

利用するクラウドサーバーは即日で構築。早い段階からマスタデータの登録を開始できる環境を整え、その後の導入指導を通じてスムーズな安定稼働につなげました。

また、J社様が利用していた会計システムは標準連携の対象外だったため、売上・入金・仕入データを連携できるよう仕訳出力部分を個別にカスタマイズしました。

正確な現場別収支を早期に把握し経営判断にも活用

まず本社へ導入し、契約情報を整理・共有するとともに、受発注から請求、入金、経費、人件費までの業務を連携。請求・発注漏れの防止や二重入力の解消につながり、これまで多大な手間を要していた正確な現場別収支を、より早く把握できる環境を構築しました。

特に、人件費を含めた粗利益を現場単位で確認できるようになったことで、人件費高騰を受注金額へ反映する際の価格交渉にも活用できるデータが得られるようになりました。

過去にシステム導入が定着しなかった経験から再導入への不安もありましたが、本社での安定稼働を受けてさらに2事業所へ展開。現在は各事業所でもビルメン.NETを活用した業務運用が行われています。